🔧 お風呂リフォームの工事の流れ(須賀川市の施工事例)
お風呂リフォームの工事の流れを、写真つきで具体的にご紹介します。寒さとお手入れの負担が大きかった在来浴室を、
「冬でもあたたかく快適」なユニットバスへ交換。養生・解体・点検・基礎(土間)・断熱・配管・電気・ユニット組立・仕上げまで、
安全配慮と近隣対応、粉塵/騒音対策を含めた全工程を時系列で解説します。
🏠 リフォーム前の課題(在来浴室の“寒さ”と“掃除の手間”)
タイル床の冷たさ、目地のカビ、冬場の湯気による結露は典型的な悩み。暖房なしの入浴はヒートショックのリスクもあります。
お風呂リフォームの工事の流れでは、これらの課題を一つずつ解決していきます。

📝 事前準備と打合せ(採寸・仕様決定・近隣配慮)
- 採寸・現地調査:既存の間口/奥行き/天井高さ、梁・配管位置、窓サイズを確認。
- 仕様決定:サイズ(例:1216/1317等)、断熱パック、浴槽形状、カウンター有無、手すり位置、換気乾燥暖房機など。
- 工程表の共有:工事日程、入浴不可期間、資材搬入経路、駐車位置、騒音時間帯の説明。
- 近隣配慮:解体日は騒音が出やすいため、事前あいさつや掲示でトラブルを予防。
▶ 作業開始(養生 → 解体 → 清掃)
- 養生:玄関~浴室までの動線に保護マット。床・壁・ドア枠の養生を徹底します。
- 解体:ブロック・タイル・浴槽・天井を撤去。集塵機・養生シートで粉塵飛散を抑制。
- 清掃・分別:搬出経路の清掃、廃材の分別処理で次工程をスムーズに。

🚫 解体後の点検(木部・配管・下地)
土台や柱の腐朽、シロアリ痕、漏水跡を目視と計測で確認。必要時はご相談のうえ部分交換(目安2〜3万円/箇所)。
既存配管の口径やルート、電気の容量もこの段階で最適化します。

🧱 基礎(土間)づくり
- 床下を掘り下げ、砕石→転圧→メッシュ→コンクリート打設で水平・必要強度を確保。
- 給排水・電気配線はユニット寸法に合わせて位置を事前決め。後の手戻りを防ぎます。
❄ 断熱工事で“冬でもあたたかい”浴室へ
- 既存窓は高断熱ガラス/樹脂サッシ化で冷輻射と結露を抑制。
- 壁・床へ断熱材を充填、ユニットバス側は断熱パックで保温性能を強化。
- 断熱性の向上はヒートショック予防と省エネに直結。洗い場の体感温度が変わります。

🛠 ユニットバス組立~完成
- 土間コンクリートの水平・強度を再確認し、架台・浴槽・壁パネルを順に組立。
- 換気ダクト・給排水・電気は試験運転を実施。漏れ・絶縁・アースをチェック。
- コーキングの仕上げ後は養生を外し、動作確認と清掃を行ってお引き渡し。

ご注意:シーリング(防水目地)硬化のため、完成直後の入浴は約24時間お待ちください。
💰 費用・工期の目安(LIXIL 1216サイズ)
- 総額:65万〜95万円(税込)(仕様・断熱・窓交換・補修の有無で変動)
- 標準工期:5〜7日(解体〜組立〜仕上げ)
- 柱・土台の部分交換:2〜3万円/箇所(現地判断)
- 出窓の処理や高断熱窓への交換は別途費用となる場合があります。
✅ 失敗しない「お風呂リフォームの工事の流れ」チェックポイント
- 断熱と窓:浴室暖房より先に断熱を。窓は可能なら樹脂サッシ+複層ガラスへ。
- 動線と手すり:出入口・浴槽跨ぎ・洗い場の手すり位置を生活者目線で決める。
- 清掃性:カウンター・棚の有無は掃除のしやすさで選択。床は水はけ形状を。
- 換気計画:24時間換気・浴乾の電源容量、ダクト経路の圧損も確認。
- 工程表の共有:入浴不可期間・騒音時間・資材置き場を事前に明確化。
関連:リフォームの流れ(全体) / お風呂リフォームのメニュー /
施工事例 / 参考:LIXIL公式(ユニットバス製品情報)
❓ よくある質問(お風呂リフォームの工事の流れ)
Q. 工事中はお風呂に入れませんか?
解体〜組立期間中はご使用できません。完成後はシーリング硬化のため約1日お待ちください。
Q. 騒音や粉塵は大丈夫?
養生・集塵・換気・清掃を徹底し、近隣配慮のうえ作業します。解体日は事前あいさつを行います。
Q. 追加費用が出やすいのは?
解体後に判明する木部の腐朽、出窓処理、窓の高断熱化など。必ず事前にご説明し、ご同意のうえで実施します。
Q. 入浴再開までの目安は?
工期5〜7日のうち4〜6日間は入浴不可。完成翌日から使用再開が一般的です。
Q. 保証やアフターサービスは?
メーカー保証+当社施工保証に対応。気になる点は無償点検に伺います。