地域: 白河市
DETA:中古住宅再生に伴う
外壁・屋根全塗装工事
こんにちは、快適リフォームスタッフです。
今回ご紹介するのは、不動産会社・M不動産様からご依頼を受けた外壁塗装工事とフルリノベーション工事。
対象の物件は、半年以上売れずに眠っていた経年累積した中古戸幣住宅でした。
「ちょっと手を入れたら売れるはずの家なんだけど、見に来ても“うーん…”って顔されるんだよね」
そうお電話をくださったのは、地元不動産会社・M不動産様(郡山市)の社長様。
物身は柔らかいが、話しぶりに迷いはない。プロの目にはわかっていたのです。
「売れない原因は、家じゃなくて「見た目」にある」と。
この住宅は、外観以外も問題を抱えていました。
人が住んでいない時間が長く、部屋の見た目も時代遅れで暗い印象になっていたのです。
M不動産様からのご依頼は、外壁の見た目だけでなく、内製、水回り、土間、駐車場まで含めた、完全なリノベーションでした。
これらを通して、結果的に形成されたのは、そのまますぐ住める、感覚的にも物理的にも「居住性」の高い住宅でした。
現地を訪れると、家は静かに佇んでいました。
外壁は色褪せ、雨だれが黒く筋を引き、玄関はどこかさみしげな印象。
立地も悪くない。間取りも今風に近い。
なのにこの家からは、人の気配が消えていました。
それが、買い手の心を遠ざけていたのです。
▼施工前(Before)
現地を見ていると、社長がポツリと言いました。
「この家、朝日が気持ちよく入るんですよ。だったら、明るいイエローで“おはよう”って言える家にしたらいい」
その言葉に、私たちもハッとしました。
色はメッセージになる。
家に誰かが“住みたい”と感じる第一歩になるのです。
そこからは、社長様と共にカラーシミュレーションを何パターンも作成。
黄色といっても、派手すぎず、でもくすみすぎず。
明るさ・清潔感・住みやすさをバランス良く出すために、
淡いイエロー × ホワイトのツートンカラーに決定しました。
作業は全19日間。
高圧洗浄で古い汚れやコケを落とし、下地処理を丁寧に行ったうえでの3回塗り。
塗装が進むたびに、家が少しずつ表情を変えていくのを感じました。
▼工事中
施工後、家はまるで生まれ変わったように。
“空き家”だった建物が、“これから誰かが住む家”の雰囲気をまとい始めました。
▼施工後(After)
「外壁を塗り替えてから、内見希望が3件来ました。
昨日、1組が“もう一度見たい”と連絡してきました。
売れそうです。いや、売れます。ありがとう。」
項目 | 内容 |
---|---|
依頼主 | M不動産 様 |
施工内容 | 外壁塗装(3回塗り) |
工期 | 19日間 |
築年数 | 約25年 |
カラー | 明るいイエロー × ホワイト系ツートン(社長のご希望) |
保証 | 外壁塗装10年保証付き |
今回の施工は、単なる“外壁の塗り替え”ではありませんでした。
家に、人の気配を取り戻す仕事。
買い手に「ここに住みたい」と思わせる“きっかけ”を生み出す仕事。
そして、社長が見ていたのは、色でも、壁でもなく――
その家に、これから住む誰かの「笑顔」だったのかもしれません。
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