外壁塗装|【実録・プチリノベ】売れなかった郡山の空き家が“住みたい家”に変わるまで

地域: 白河市

DETA:中古住宅再生に伴う

外壁・屋根全塗装工事

【施工物語・実話】社長の色指定「この家にはイエローだ」──売れない中古住宅が笑顔の現場になるまで

こんにちは、快適リフォームスタッフです。

今回ご紹介するのは、不動産会社・M不動産様からご依頼を受けた外壁塗装工事とフルリノベーション工事
対象の物件は、半年以上売れずに眠っていた経年累積した中古戸幣住宅でした。


■ 物語の始まりは、一本の電話から

「ちょっと手を入れたら売れるはずの家なんだけど、見に来ても“うーん…”って顔されるんだよね」

そうお電話をくださったのは、地元不動産会社・M不動産様(郡山市)の社長様
物身は柔らかいが、話しぶりに迷いはない。プロの目にはわかっていたのです。
売れない原因は、家じゃなくて「見た目」にある」と。


■ 全面的リノベで、気配のある住宅へ

この住宅は、外観以外も問題を抱えていました。
人が住んでいない時間が長く、部屋の見た目も時代遅れで暗い印象になっていたのです。

M不動産様からのご依頼は、外壁の見た目だけでなく、内製、水回り、土間、駐車場まで含めた、完全なリノベーションでした。

  • ユニットバス交換
  • キッチン交換
  • トイレ交換
  • 全室クロス貼り替え
  • 床材全振り替え
  • 駐車場土間コンクリート打設

これらを通して、結果的に形成されたのは、そのまますぐ住める、感覚的にも物理的にも「居住性」の高い住宅でした。


■ 空き家が持つ「空気の重さ」

現地を訪れると、家は静かに佇んでいました。
外壁は色褪せ、雨だれが黒く筋を引き、玄関はどこかさみしげな印象。

立地も悪くない。間取りも今風に近い。
なのにこの家からは、人の気配が消えていました。
それが、買い手の心を遠ざけていたのです。

▼施工前(Before)

施工前の外観1
施工前の外観2


■ 社長の一言:「この家には、イエローだ」

現地を見ていると、社長がポツリと言いました。

「この家、朝日が気持ちよく入るんですよ。だったら、明るいイエローで“おはよう”って言える家にしたらいい」

その言葉に、私たちもハッとしました。
色はメッセージになる。
家に誰かが“住みたい”と感じる第一歩になるのです。


■ 色選びは、“誰かが笑って暮らす未来”を想像しながら

そこからは、社長様と共にカラーシミュレーションを何パターンも作成。
黄色といっても、派手すぎず、でもくすみすぎず。

明るさ・清潔感・住みやすさをバランス良く出すために、
淡いイエロー × ホワイトのツートンカラーに決定しました。


■ 塗装の前と後で、家が語り始めた

作業は全19日間。
高圧洗浄で古い汚れやコケを落とし、下地処理を丁寧に行ったうえでの3回塗り。
塗装が進むたびに、家が少しずつ表情を変えていくのを感じました。

▼工事中

工事中の様子


■ 完成!人の気配が戻った家

施工後、家はまるで生まれ変わったように。
“空き家”だった建物が、“これから誰かが住む家”の雰囲気をまとい始めました。

▼施工後(After)

施工後の外観1
施工後の外観2
施工後の外観3
施工後の外観4


■ M不動産様のご感想

「外壁を塗り替えてから、内見希望が3件来ました。
昨日、1組が“もう一度見たい”と連絡してきました。
売れそうです。いや、売れます。ありがとう。」


■ 施工データ

項目 内容
依頼主 M不動産 様
施工内容 外壁塗装(3回塗り)
工期 19日間
築年数 約25年
カラー 明るいイエロー × ホワイト系ツートン(社長のご希望)
保証 外壁塗装10年保証付き

■ まとめ:「売るため」だけじゃない塗装の意味

今回の施工は、単なる“外壁の塗り替え”ではありませんでした。
家に、人の気配を取り戻す仕事。
買い手に「ここに住みたい」と思わせる“きっかけ”を生み出す仕事。

そして、社長が見ていたのは、色でも、壁でもなく――
その家に、これから住む誰かの「笑顔」だったのかもしれません。


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